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ビューチフル・ドリーマーC/出走馬WEBパドック



★コンゴウプリンセス
コンゴウプリンセス

 既に言われている事だが、前走のひまわり賞での盛岡2000m・2分8秒1というタイムは非常に優秀で、時計の出やすいコース状態だった事を加味しても歴代の名牝が叩き出してきたそれに互するような好タイムだった。
 加えて2走前の転入初戦、水沢ダート1600mでの1分41秒9というタイムも素晴らしいもので、例えば留守杯日高賞のエレーヌの勝ちタイムが1分43秒2、阿久利黒賞でのロックハンドスターのそれが1分43秒1、コンゴウプリンセスが勝った週が時計速めだったとして1秒足しても十分に勝負になるレベル。その潜在能力の高さははっきりと表れている。

 課題はやはりレースの流れか。北海道〜JRA時代は短距離メインで走っていたが、先行しながら揉まれるうちにタレていくのがパターン。その意味で流れがゆったりしている中距離が向くのは間違いない。そういう流れになれば力を出し切れるが、そうでなければ・・・という不安も同居しているのが現状。ここを勝てば一皮むけると思うのだが・・・。

★エレーヌ
エレーヌ

 この馬の強さももはや言うまでもないだろう。春に来た頃にはまだ一介の「一地区の強い馬」だったが、その後各地を転戦しながら重賞5勝を追加。GDJ3歳シーズンを余裕で制し古馬シーズンをも優位に戦っている。すでに競馬史に残るような強豪に成長した。
 
 今回の課題は、何といってもローテーションだろう。前走の園田・兵庫サマークイーン賞から中4日。これがどうなのか?
 こういう強行軍は手慣れた馬で、岩手・日高賞→中5日で佐賀のル・プランタン賞へとか、大井JDD→中1週で金沢へとか頻繁に繰り返し、結果も残している。
 ただ、今回は季節が違う。例年にない猛暑の中移動するのは当然負担が大きいはず。それでいて7月以降ほとんど腰を落ち着けず移動続きというのは強行軍にもほどがあるという印象を受ける。これを克服できれば女傑どころか怪物だ。
 それだけでなく、血統的なものがあるのかもしれないが、マイルあたりの強引さに比べると1800mを越えたあたりからの戦いぶりには距離の影響が出ているように感じる。1900mのこのレースは微妙な所だろう。

 とはいえ、GDJ古馬シリーズを既に2戦も消化して1勝を挙げもし、ここで勝てないまでも2着でも獲れれば古馬シリーズの行方もほぼ決める事ができる。そこは強気にもなれる材料だ。

★サクラアーバン
サクラアーバン

 東海A級から転入してきて7連勝、牝馬オープンに挑戦した前走は2着に終わり連勝も途切れたものの、この馬の力量は十分に感じさせてくれた。
 盛岡だと流れが落ち着きすぎて気を抜くきらいがあり、コーナーで流れが変わる水沢の方が良さそうな印象を受ける。前走を叩いて力量を見て、そしてこのレースに挑戦するというのは陣営が描いていたイメージ通り。ここでも楽しみな一頭。

★プティフルリール
プティフルリール

 300kg台半ばという小柄な身体を目一杯に使った走りが持ち味で、留守杯日高賞で3着に食い込んであっと言わせ、エレーヌ・コロニアルペガサスと共に日本列島を大縦断して挑んだル・プランタン賞でも再度3着を得てまた驚かせてくれた。

 しかしその後は不振に陥り、重賞挑戦を諦めて向かった地元一般戦でもブービーと、春頃の輝きとはほど遠い現状となっている。せっかく体重が増えたのにそれに反比例して成績が下がっていくのは皮肉なもの。持てる力を絞り出しきってしまったのだろうか。

★ライネスゴルト
 北海道で13戦10勝、2着1回3着2回。つまり13戦で3着以下がないパーフェクトの成績を挙げている。加えて近走は1800mばかりを使って5戦4勝、昨秋には2000mも克服しており、距離経験・適性の点では目を惹くものがある。
 ただ、北海道でも遅めのデビューの馬で重賞経験はなく、最近も連勝しているとはいえ、同じようなメンバーの中で勝った負けたを続けているような馬たちの中。力量比較という面ではまだまだ未知数すぎる。

★マイネベリンダ
マイネベリンダ

 昨年までの「B級で展開に恵まれてなんとか」から「A級でも自力で」と成長を見せているマイネベリンダ。同型と競り合う形になってしまうと辛いのはあくまでも逃げ馬の宿命、自力で切り開く事ができる状況になれば、昨年あたりよりよほどしぶとくなっている。

 1800m以上の距離に挑むのは初めて。水沢1900mは1800mよりずっと逃げ馬に厳しい展開になりがちだが、今の水沢はかなりの先行有利で、直線までハナに立っていられれば粘り込むチャンスは十分にある。そこに活路を見いだす事になるだろう。

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