ダイヤモンドの原石が発掘できるか、それとも石ころに終わってしまうのか。2歳戦の最大の楽しみはダイヤモンドの原石捜しに尽きる。もって生まれた宿命はそれぞれがある(あるだろう?)が、その後の成長次第でどのようにも変わるのが2歳馬。
早熟か、それとも晩生か。全国で通用する器になるか、それとも否か。様々な期待と不安を抱えて各陣営も競馬場へ送り込む。例えれば2歳馬は小学生。人間サイクルの4年が1年で凝縮されると言われるサラブレッド。変化のサイクルも非常に早いのだ。
しかし、とある大先輩がこんなことを言った。「その馬の資質はすべてデビュー戦に現れる」と。これは勝ち負けだけではない。勝っても中味がもう一つの場合もあるし、負けても素質の片りんを一瞬見せるケースもある。だから2歳戦はおもしろい。そう断言できる。
24日(日)メインはその2歳特別・第二弾「第13回りんどう賞」(水沢1400m)。今年から重賞へ格上げ(本当は再格上げ)された若駒賞のトライアル戦で1、2着馬に優先出走権が与えられる。
本命はワタリシンセイキ。芝2戦4、10着に終わったが、ダートに替わってガラリ一変。さすがダートで名を馳せたビワシンセイキの産駒らしく、ビギナーズC、JRA認定・ホープフル競走と鮮やかな勝ちっぷりで2連勝中。
デビュー前、能力検査で騎乗した千葉淳志騎手が「この馬は走りますよ」と予言したことが、ズバリ現実のものとなった。傍(はた)で見ている我々に対し、実際にまたがった騎手だからこそ言えること。確かにビワシンセイキ産駒の評判は上々だったが、現在の代表産駒は当然だがワタリシンセイキ。今後の活躍も含め◎とした。

ワタリシンセイキ
相手筆頭にマヨノエンゼルを指名。ビギナーズC出走組を上位に採る手もあるが、マヨノエンゼルは今シーズン新馬戦の勝ち馬第一号。2ヶ月ぶりの前走も圧勝し、依然底を見せていない。小柄な牡馬だが、レースセンスが抜群だ。
ビギナーズC5着凡走ダンストンジールは、芝1000m戦を今季一番時計で快勝。前回は初ダートに戸惑ったと解釈すれば2戦目なら克服十分。父がダートで一斉を風靡したウイングアロー。適性がないとは考えられない。
前回4着は出遅れがすべてフジフーフーの巻き返し、デビュー戦を圧勝マーチボーイ、堅実サイレントピアレスが以下に続く。
馬単(自信度=B) 1→9、1→4、1→2、1→8、1→6<各レースのポイント>
1レース(自信度=C)前走はスタートで出遅れ、自分の競馬ができずに終わったトーホウドロン。今度こそ
馬単 3=5、3=4、3→7、3→2
2レース(自信度=B)350キロの超小型馬だが、パンチ力はなかなか。ここはメンバー的にも勝機到来
馬単 7=3、7=5、7→1、7→2
3レース(自信度=A)休み明けを一叩きされて2着確保スーパーアンカー。走り頃の3戦目なら首位譲れない
馬単 5=6、5=4、5→7、5→3
4レース(自信度=B)転入2戦を2着にまとめたコーネルロマン。タイム抜けており、勝利のチャンス
馬単 1=8、1=2、1→6、1→3
5レース(自信度=A)転入後1、2着と安定度抜群アイゼンフース。前走タイムから主軸疑わず
馬単 4=10、4=6、4→2、4→7
6レース(自信度=B)4戦連続で2着と惜しいレース続くボウキョウ。メンバーに恵まれ、今度は勝つ
馬単 6=10、6=8、6→2、6→5
7レース(自信度=B)最後の詰めが甘く3着が多いスカイブルー。ここは3着返上に燃えている
馬単 7=6、7=9、7=2、7→8
8レース(自信度=A)前回2着でようやく復調の兆しマイディザート。展開にも恵まれて今季初勝利だ
馬単 1=5、1→8、1→3、1→2
9レース(自信度=B)前回、強いレースで岩手初白星をマークしたヤマイチディーバ。もう一丁いける
馬単 9=4、9=8、9→3、9→6
11レース(自信度=C)水沢1800mの絶好1枠を引き当てたパーシング。前回9着の分もまとめて
馬単 1=6、1=8、1→3、1→9
資料協力:ケイシュウニュース
【松尾康司】
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