18日(日)は社台スタリオンステーション協賛によるフジキセキ賞「第35回南部駒賞」(水沢1600m)。
フジキセキは大種牡馬サンデーサイレンスの初年度産駒で、現役時代には『幻の三冠馬』とも言われた強豪。その証明は産駒の活躍でも証明済みで、シャトル種牡馬でオーストラリアでも重賞ウィナーを出し、日本でも毎年、リーディングサイアー上位を賑わしている。
これは余計なお世話だが、フジキセキの種付け料は500万円から600万円と言われ、今回の賞金と同等、もしくはそれ以上の価値があり、優勝馬主は是非とも手にしたい配合権利だ。
今回、遠征馬はホッカイドウ競馬からカーリヒルズ(牝2・石本厩舎)、ライトオブマリア(牝2・石本厩舎)の2頭が遠征するが、実績はライトオブマリアが断然だ。勝ち星はデビュー戦の1勝のみだが、重賞の常連で前走・エーデルワイス賞(Jpn3)では12番人気の低評価を覆して4着。このレースは画面越しに観戦したが、マサノミネルバが2着に5馬身差をつけて圧勝。2着争いが混戦となったが、その争いに加わったのがライトオブマリアだった。コースは違っても1600mを3度経験したのも強味となる。
対する岩手勢の期待はジェベルロバーツ(牝2・村上佐厩舎)。3戦目・ビギナーズカップで初勝利を飾るや、圧巻の4連勝。しかも芝ダートと条件が替わっての連勝だから価値は高い。ジェベルロバーツのセールスポイントはどんな流れにも対応できること。道中でちょっとモタモタするところがあるが、直線を向くと矢のように伸びてくる。黄菊賞(10月20日)から南部駒賞直行は当初の予定どおり。無理のないローテーションに好感が持てるし、水沢は2戦2勝と実績も申し分なし。加えて今回の有力馬は差しタイプが多く、自在脚も最大の武器となる。
ビギナーズカップから4戦連続で2着テンショウベスト(牡2・菅原右厩舎)。どうも白星から見放されてしまった印象を受けるが、前回・若駒賞は出遅れた上、乱ペースにも巻き込まれながらも2着を死守した点は評価高い。今度は好スタートを決め、自分のペースに持ち込みたいところ。
コンバットキック(牡2・三野宮厩舎)の若駒賞には驚かされた。デビュー3戦とも芝を使って3戦目に初勝利をマークしたが、本領発揮はダートと陣営が断言したとおり水沢1600m戦で鮮やかな直線一気で特別勝ちを収めた。
フジプライド(牡2・瀬戸厩舎)もりんどう賞で驚異の追い込み芸を披露した。前が総崩れの展開になったにせよ、それにしても常識では考えられないような末脚だった。
ピンクゴールド(牝2・小林義厩舎)は若駒賞5着に敗れたが、牝馬・プリンセスカップを直線鋭く抜け出して快勝。小回りではその決め手が生きるかどうかだが、デビュー戦・水沢850m戦では逃げ切って勝っている。
他にも若駒賞は結果4着ながら強いレースで粘ったシュロ(牡2・村上昌厩舎)は人気の盲点になるなら狙い妙味だ。
<注目レース>
4レース オンワードオウガvsマイネルティーダ
2ヶ月ぶりの実戦だったが、転入初戦でアッサリ好位抜け出しを決めたオンワードオウガ。一方、マイネルティーダは前回2着だったが、4連勝中のマイダーリング相手では仕方なし。ここは巻き返し必至で2頭の馬複1点勝負!
6レース ハイドパーク
ご存知タニノギムレットの全弟。注目の岩手初戦は出遅れも響いて2着だったが、0.1秒差にまとめて上々の滑り出し。メンバー的にもここはキッチリ白星を飾りたい。
資料協力:ケイシュウニュース
【松尾康司】
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